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腰痛に優しい寝方(寝姿勢)の工夫。

腰痛時の寝方バリエーションの紹介。

  1. 身体を癒す敷布団・マットレス
  2. 腰痛と寝方の工夫!腰の痛みを緩和する寝姿勢とは。

腰痛と寝方の影響!横になったとき(寝姿勢)に感じる腰痛は、安眠阻害の大きな要因に!

寝方

腰痛症(腰痛)の75%以上は、明確な痛みの原因がわからないものとなっているのが実情と言われています。 それ程、腰痛の要因には多様性があるということなのでしょうね。

そんな腰痛症において、もっとも厄介なのが布団に横になったとき(睡眠姿勢)に感じる腰の痛みです。 寝姿勢(寝方)をとったら早々に腰痛を感じる状況の場合は、「入眠障害」を引き起こすことに。入眠時は問題なくとも、 睡眠中に、腰の痛みを感じる場合は、「中途覚醒」をもたらす要素となります。

いずれのケースでも、慢性的な睡眠不足を招くとともに、寝不足によって、「体調不良(倦怠感)」「疲労の蓄積」 「体力低下」「免疫機能低下」などに繋がることも少なくありません。寝姿勢時に腰痛(寝方)を感じることは、 単なる腰の痛みに留まらず、その他大きな体調不良を招く要素となってしまうのです。

睡眠時の腰痛を防ぐ上で”寝方”はとても大切な要素となるんですね。

目次

正しい寝方!睡眠時の腰痛は、寝方の工夫で痛みを緩和しましょう。

睡眠時に腰痛を感じる場合には、寝方の工夫で少しでも痛みを緩和するようにしたいものですよね。 ただ、腰痛症は、冒頭に記したように、その要因は多様なもの。すべての人にとって、共通で効果的な寝方などは ありません。人によって、痛みが緩和できる寝姿勢は異なるということです。

寝姿勢を大きく分類すると 「仰向け寝姿勢」と「横向き寝姿勢」があります。寝方は、一種のクセのようなもので、普段、 仰向け寝姿勢の人にとっては、腰痛だからといって、横向き寝姿勢で寝ようとしても、なかなか上手く熟睡を 得られなかったりするもの。逆も然りで、普段、横向き寝姿勢が主体となっている方は、腰の痛みを感じる からといって、仰向け寝姿勢とすることは、なかなか難しいものだったりします。

そういう意味では、まずは、普段の寝姿勢(仰向けor横向き)をベースとした、腰痛緩和の寝方の工夫を試して みていただければと思います。それでも、あまり痛みの緩和に繋がらなかった時には、次に、普段とは逆の寝姿勢 での腰痛緩和を試してみていただければと思います。

下記には、最もベーシックな腰痛緩和のための寝方の工夫を横向き寝姿勢及び仰向け寝姿勢それぞれにて、記して おきますので、ご参考にしていただければと思います。

1)腰痛と寝方:横向き寝姿勢その1!足の間にタオル・クッションなどを挟む。

寝方

腰痛症の大半は、腰椎周辺の神経が何かしらの要因によって、刺激(圧迫刺激など)を受けることにより引き起こされているものです。

ゆえに、原則的な考え方としては、腰部位(腰椎周辺)に少しでも余分な力(重さなど)が加わらないようにすること が、圧迫刺激を少なくすることとなり、腰痛緩和に繋がるものと考えることが出来るのです。

睡眠時にて、腰部周辺に加わる大きな力となるのが「内臓の重さ」です。仰向け寝姿勢において、内臓の重さは、腰部周辺 に圧迫刺激を加える力となるもの。

そこで、一般的に腰痛を緩和するための寝方の工夫として、最初におすすめされているのが、「横向き寝姿勢」なのです。 この時、腰痛を緩和するために、注意しておかなければいけないのが、「頭部・首(頸椎)・背骨・腰椎のラインが なるべく一直線がキープできるような寝姿勢とする」ことです。一直線といっても、それはあくまで 胸前正面から見たときの話し。寝姿勢を上から見下ろしで見たときには、背中全体はやや丸めた猫背姿勢となっているのが 理想的な寝姿勢となります。

横向き寝姿勢にて、課題となるのが骨格(頸椎・背骨・腰椎)が横方向に歪む形となりやすいこと。横方向に骨格が歪む 寝姿勢となってしまっていては、腰痛緩和どころか、逆に腰痛・背中痛を生じさせる要因となってしまいます。

横向き寝姿勢にて、背骨軸を直線に保つための具体的な工夫となるのが「自分の肩幅を考慮した、少し高めの枕を活用する」 「肩部・骨盤部の出っ張りが丁度沈み込んでくれる程度の軟らかさのあるマットレスを使用する」 「足の間に座布団などを挟んで寝る」という3つの要素です。

季節な軟らかさを有するマットレスを使用していないときには、「枕下にタオルなどを折りたたみ挟んで、しっかり高くする」 ことと、「横腹部とマットレスの間に隙間が出来ないように、タオルなどを折りたたんで挟みいれておく」という工夫を追加して いただければと思います。

2)腰痛と寝方:横向き寝姿勢その2!抱き枕の活用。

寝方

前項「1」でご紹介した腰痛緩和の横向き寝姿勢をもっと、簡単に実現させることが出来る方法のひとつが 「抱き枕の活用」です。

軟らかめの抱き枕を使用することで、案外簡単に「頸椎・背骨・腰椎」の位置を直線に(胸前から見て)保つことが 可能となるのです。頭の位置を高めにキープすることと、足の間に座布団など挟むことが、ひとつの抱き枕によって、 同時に対処することが可能となるからなんですね。

抱き枕全体的に、体の重さ(体重)を預けることが可能となるのも、背骨・腰痛へ加わる力の削減に繋がるものと なります。

ただ、寝返り時に抱き枕共々寝返りをする必要がありまして、少し慣れが必要となる可能性があるものと感じています。 寝返りと共に枕を見失ってしまったりすることで、中途覚醒に繋がってしまうことが考えられるからなんですね。

3)腰痛と寝方:仰向き寝姿勢!膝下にクッションなどを置く。

寝方

普段、仰向け寝姿勢の方にとっては、腰痛だからといって、急に横向き寝姿勢を主体として寝ることには、抵抗を 感じてしまうものですよね。

そこで、仰向け寝姿勢での腰痛緩和の工夫として、おすすめなのが「膝下に座布団やクッションなどを敷き挟む」ことです。

それは、膝を伸ばした寝姿勢の時には、少し”反り腰”となりやすい傾向があるからなんですね。 もちろん、人によっての程度の差は大きいのですが、「出尻体形」の方ほど、膝を伸ばした寝姿勢だと、 腰部(腰椎)が反ってしまいやすい(曲がる)のです。

腰が反るということは、腰椎に圧迫刺激が加わることを意味していますので、睡眠時に腰の痛みを生じさせる大きな要因 のひとつとなっているのです。膝を軽く曲げた寝姿勢とすることで、この反り腰が生じにくくなります。睡眠時に 腰部へ余分な力が加わりにくくなることを意味しています。

寝方に合せて硬さを選ぶ!硬さが選択可能な特殊高反発ウレタン仕様の機能性マットレス「モットン」

モットン

基本的に腰痛を有している時には、「体の姿勢&骨格形状をしっかりと保てる寝方」を心がけることが大切な要素となります。 『高い支持力を有している』ことは、特に腰痛時においてマットレスの必須条件となるものです。

さらに、大切な要素となるのが『適切な身体形状への追随性』です。ただ、身体形状を維持していたとしても、 マットレスに体が沈み込も過ぎてしまうのは、寝返りを妨げる要因となるもの。身体形状を維持するのに、必要な範囲で マットレスの沈み込みが最小限で済むものが最善なのです。

そのためには、”仰向け寝姿勢”と”横向き寝姿勢”では、適切なマットレスの硬さ(沈み込み範囲の違い)に違いが 生じることとなります。

基本的には、”仰向き寝姿勢”においては、「硬め(沈み込みが少ない)」のほうが、身体姿勢を維持しやすく、 逆に”横向き寝姿勢”では、「軟らかめ(沈み込みがやや多い)」の方が適切なものとなります。

それは、横向き寝姿勢時の方が、”肩部分””腰部分”の出っ張り(凸が大きい)量が大きくなるからなんですね。肩や腰部位が マットレスに沈み込んでくれることによって、身体姿勢が維持されるのです。重要なのが『マットレスの硬さの選択』なのです。 ”マットレスの硬さの大切さ”に関しては、こちらの記事(睡眠時の腰痛・背中痛・腕の痺れを軽減するために「マットレスの硬さ」を意識してみましょう!)なども、ご参考にしていただければと思います。

ただ、現在一般市場にて、販売されている機能性マットレス(高反発)には、「硬さを選択できる商品がほとんどない」のが実情です。 そんな中、高反発力と共に”硬さの適正”にも、こだわりを持って開発された日本製の高反発マットレスが こちらの高反発マットレス「モットン」

体重や硬さの好みに応じて、「100N(軟らかめ)」「140N(中間)」「170N(硬め)」の3種類ラインナップから選択できる のが特徴となっています。硬さが選べる高反発マットレスは、貴重なアイテムと言えるのかもしれません。 仰向け寝姿勢の方は、”硬め”を横向き寝姿勢の方は、”軟らかめ”を選ぶように心がけてみていただければと思います。

【素材】高反発ウレタンフォーム(高発砲構造)
【厚み】10cm 【サイズ】シングル・セミダブル・ダブル
【硬さ】100N・140N・170Nの3種類


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